縄張りタイプの傾向と反省
群れと縄張りの違いを考えて思ったことがある。
縄張り戦略とは種全体の利益ではなく、個の利益を優先した戦略っぽいなと。
個々が自分の利益を求めることが、種の存続につながる。つまり、縄張り戦略型の人間は、自己責任論者的な傾向が強いのではないか?
もちろん、私を含めて。
全て自分でやろうとするあまり、自分の首を絞めてしまう。警戒を怠れず、食事にありつけない縄張り戦略を採る動物と、他人にも自分にも厳しい自己責任論者には重なる部分が多いと思う。
(言うまでもなく、他人に厳しく、自分に甘い自己責任論者はクズ)
貧困や学歴に関するニュースでは、自己責任で片付けるコメントが多い。
私はそれらを見る度に
『世の中にはどうにもならない事があると知らないのか?』
と心の中で批判していたが、それこそ他人を見下し、自分に酔っていただけだったのではないか?
自己責任論者的な傾向があると自覚し、気を付けていたつもりだが、自分が思っていたほどうまく対応できてなかったようだ。